新しい朝を何度裏切ったろう
まっさらな気持ちを何度汚したのか
それでも1ページ目の気持ちになることに
まだ意味はあるか
あんたの一念発起は信じない
もう一度だけ信じてあげる
いや絶対信じない
迷いの滲む墨汁
こうありたい(できるものならやってみろ)
誰も傷つけまいと誓った日に友人とぶつかり
背筋を伸ばして歩き出すのかと思いきや
布団にくるまり 起きてきたと思ったら
少し足の長い家グモを殺してしまった
それでも、いい人と言われたい
とても
調子がよすぎるとわかっているから
美しい朝に酔えずにいる
両手いっぱいの罪
ひとつひとつハンガーにかけて
せめて新しい光の下に干しておく
見てください、罪です。
それが私の書き初め
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